令和4年度緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練が、埼玉県を会場にして実施されました。埼玉県での本訓練開催は10年ぶりとの事です(開催期間は11月29日(火)から11月30日(水)の二日間)。
「緊急消防援助隊」は、平成7年阪神・淡路大震災を教訓とし、大規模災害が発生した際に、被災地の消防力では対処できない救助活動などを、国内各都道府県消防機関に応援要請を行うことで対応する、消防応援部隊の名称となります。
近年の災害は大規模、複合化する傾向が多く、各消防機関が持ちうる消防力を結集し、それぞれの対応力を如何なく発揮することで大きな消防力になり、一人でも多くの生命や国民の財産を守ることにつながります。そのために実施された実践的な本訓練は、間違いなく消防対応力の醸成や”顔の見える関係”構築につながるものとなったことと思います。
今回は、本部運営訓練及び部隊参集訓練(空路)が実施された、埼玉県防災航空センターならびにホンダエアポートに飛来した防災ヘリコプター、消防防災ヘリコプターを撮影しました。
※緊急消防援助隊関東ブロック
上空偵察訓練のため、埼玉県防災航空隊の「あらかわ2号機」が活動開始。
JA31KN/ユーロコプターAS350N3/埼玉県防災航空隊・防災ヘリコプター「あらかわ2」/本田航空株式会社受託運航
群馬県防災航空隊が飛来。
埼玉県防災航空センター サウススポットへまもなく着陸。
茨城県防災航空隊。
群馬県防災航空隊が次の訓練に出発。
茨城県防災航空隊も離陸。
「あらかわ2号機」が着陸。
横浜市消防局航空消防隊は航空センターサウススポットへ。
今度はホンダエアポートのスポットへ。
川崎市消防局航空隊。
長野県消防防災航空隊は、各航空隊の人員輸送として活動。
※消防防災ヘリコプター「アルプス」は耐空証明検査中。
こちらは後方支援活動訓練会場。
訓練に参加されました皆さま、大変お疲れさまでした。