群馬県防災航空隊・防災ヘリコプター「はるな」の墜落事故により殉職された9名の方々に哀悼の意を表し、ご遺族、関係者の皆さまにお悔やみを申し上げます。
あの日から三年の月日が流れました。
群馬県防災航空隊は、二代目となる防災ヘリコプター「はるな」による実践的な訓練によって、県民の生命と財産を守り、救うべく、日々、練磨を重ねています。
群馬県防災航空センター(群馬ヘリポート)から飛び立つ「はるな」には、同じ志を持って逝ったあの9名の隊員の”遺志”とともに航空隊員が搭乗し、窓から振る手には”決意”と、必ず”無事に帰ってくる”という想いが込められているのだと思います。そして私も同じ気持ちを込め、手を振るようにしています。
多くのものを失ってしまったあの日は、帰ってきません。
辛い日々でした。
しかし、だからこそ忘れてはいけない安全への誓いの日、これから前に進むための道しるべの日でもあると思います。
これからも遺志を引き継いだ群馬県防災航空隊を見守っていきたいと思います。
墜落事故現場近くの渋峠に建立された慰霊碑。この方向に墜落事故現場があります。
事故が発生した10時01分12秒から黙とうを捧げました。
事故により亡くなられた9名のお名前が刻まれています。
多くの皆さまの記帳と供花がありました。長野県消防防災航空隊さまからの供花。
午後は群馬県消防学校の慰霊碑へ。
事故現場方向を差しています。
慰霊碑に刻まれた「二度とこのような惨禍を繰り返さないことを誓います」という想いを、県民の一人として胸に刻みたいと思います。