この訓練は、市職員や防災関係機関が実際に即した訓練を行うことで、住民の防災意識の高揚と自主防災組織の行動力の向上などを目的とするものです(防災訓練概要から抜粋引用)。
また、災害状況調査訓練、空中消火訓練、河川に取り残された要救助者の救出訓練に、群馬県防災航空隊が防災ヘリコプター「はるな」を投入し、その機動性を生かした訓練を展開しました。
【訓練想定】
2、大型の台風接近により、市内で大きな浸水被害、土砂災害が発生。
本記事では、群馬県防災航空隊の訓練状況を中心に掲載いたします。
〇災害状況調査訓練
訓練本部長らによる災害状況調査訓練のため、市内の場外離着陸場に飛来した群馬県防災航空隊の防災ヘリコプター「はるな」。
場外離着陸場に着陸。防災航空隊員が防災ヘリコプターから降機。
訓練本部長らが防災ヘリコプター「はるな」に搭乗へ。
調査訓練のため場外着陸場を離陸した「はるな」。
メーン会場へ移動しました。
〇多重事故救出救助訓練
多重事故が発生し、富岡甘楽広域消防による救助、公立富岡総合病院・日本赤十字社群馬県支部・群馬県接骨師赤十字奉仕団による応急救護所設置ならびに傷病者のトリアージ、事故現場の誘導には富岡警察署が訓練を実施しました。
〇消火訓練
火災の上空偵察を行う群馬県警察航空隊の警察ヘリコプター「あかぎ」。
状況を訓練本部へ送信、その火点が判明し、群馬県防災航空隊の防災ヘリコプター「はるな」にその地点情報を送信するなどの支援活動を実施しています。
近くの橋にいた見学者らにお手振り✋
防災ヘリコプター「はるな」(左)と警察ヘリコプター「あかぎ」。
「はるな」活動中は、「あかぎ」は飛行高度を上げ、支援活動を実施していました。
〇救出訓練
「はるな」が現場上空に飛来しました。
航空隊員がホイスト装置を使用し要救助者の元へ。
要救助者を引き上げ中。
まもなく機内収容。
すべての訓練終了後、群馬県防災航空隊の防災ヘリコプター「はるな」がサイレン吹鳴でメーン会場上空をハイスピードローパス!
訓練に参加されました皆さま、お疲れさまでした。